行政視察を5倍有効活用できる方法とは??

東京都北区議会議員の吉岡けいたです。

ブログカウントダウン100に挑戦中。本日で59回目です。

今年も行きました、北区議会の行政視察。当方は建設委員会所属。10月26日と27日。<狭あい道路拡幅整備事業について>と、<居住支援協議会>について。1泊2日。愛知県碧南市と兵庫県神戸市です。
行政視察というと、皆様はどのような印象でしょうか?「議員の観光旅行に感じる住民がいる」「目的があいまいで、本当に行く必要があるのか疑問有」といった課題点が指摘されます。

今年で3回、常任委員会に行った当方が感じる課題点を述べます。

<行政視察(委員会)の課題点>

  1. 視察の時間より移動時間のほうが多い。朝8時過ぎに集合し、新幹線で出発。昼頃到着し、午後に視察(市役所で事業の説明を受ける)が90分程度。その後、議場視察などを経て移動。夕方過ぎにホテル(ビジネス系)に到着。といった日程が多い。
  2. 視察の内容が市役所担当者からの事業についての説明が中心。街に出て実地検証をしたり、行政職員以外の関係者を交えた意見交換などは無い。
  3. そもそも宿泊する事は課題点。議員にシングルマザー(ファザー)で小さなお子さんがいる方がいれば、泊りの視察は負担になる。
  4. 東京から離れた地域に視察に行くことの意味が本当にあるのか?愛知県、関西、新潟と関東圏から離れた地域に当方はこの3年で行きました。場所選びは議会事務局、委員会役員が決めているのでしょうか?このあたり、どのように決まるのか不明瞭。
  5. 視察に行った後のフィードバックが緩い。視察報告書を議会事務局に提出するだけ。もう少し区政に反映できる工夫ができないのか?

    上記は当方の経験から感じたことです。他の市区議会視察については、また感じる課題点もあるでしょうし、北区と同じ点もあるかもしれません。上記がダメだという事ではなく、改善できないか考える事は必要です。

    当方なりの改革案(5倍有効活用の方法)を考えてみました。

    政策1 基本都内近郊、できたら23区内で視察をする。朝から回れば3区は回れる。移動は貸し切りバスかタクシーで。この方法であれば、移動時間と視察時間がバランスよくなります。そもそも、北区の区政課題であれば都内近郊の市区のほうが人口や地域事情が近いし、事業もより都内課題に接しているため参考になるはず。

    政策2 市区役所の会議室で担当行政職員からの事業の説明を聞くだけでなく、街中に出て実際の事業内容を見学し、担当の関係者からリアルな経験談と課題点をその場で聞く手法を取り入れる。

    政策3 宿泊はしない。これで宿泊代の経費は浮くし、女性議員は喜ぶ人もいるでしょう。男性議員も嬉しいと思う人います。当方は嬉しいですね。17時に視察業務が終わり、現場で解散。そのまま、喫茶店で読書するか、仕事やります。
    2日目も朝に都内の市区役所に集合。視察を2市区について行い、現場で解散。シンプル&エコノミー&ビック効果+凝縮した知識得られます。

    政策4 東京から離れた地区に視察に行く場合は、特別の目的か理由がある場合のみとすべき。それも、どうしても北区政に関係が深い事業や理由がある場合に限る。ほとんどの行政事業、先例事例は都内か都内近郊で済むと当方には思えます。

    政策5 視察先を近くすることで、視察調査できる市区役所の数と事業数が増えます。その分、報告書は多数作成できるため、1枚ぴらとすることなく、5倍の量と質について報告書作成をすべきです。

    ↑上記が当方の改革案です。

    「いや、議会視察は会派を超えて議員同士が交流できる貴重な場。こんな無味乾燥な日程では味気が無い。地域の郷土料理と酒で、東京とは違う地域課題を考える事に意味があるだろ」とお考えになる議員さんもいるかもしれません。

当方の改善策は無味乾燥で、風情もおもしろみもなく、議会事務局職員の仕事を増やします。ただ、一つ言えることは経費が5分の1
になることは間違いなし。なぜなら、新幹線代、宿泊代、その他経費が無くなるからです。5分の1以下に?

古い政治を新しく。慣行となっている視察スタイルを一新したい。時代は変わる。がしかし、変わった提案は簡単には理解されない
。それでも議会は回る。

明日も議会改革、実践実行頑張ります。


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