地域見守りの住民意見を知る方法とは!

東京都北区議会議員の吉岡けいたです。

ブログカウントダウン100に挑戦中。61回目となりました。

日々の地域活動、実践内容をお伝えしていますが、単なる報告だけでなく課題点と政策(解決策の私案)をセットで盛り込んでいます。

議員なので当然に政策立案を行う事は必要と考えます。しかし、政策とは議員の考え方、思想的なものでもあるため、それが受け入れられるか、支持が高まるかという問題とは別です。

「議員は政策を語るな」「政策を挙げるほど、票にならない」という助言を受ける事もあります。

しかし、ブログカウントダウン100はビジョンをもって継続しているため、まず100回まではスタイルを変えずに行ってみます。

地域見守りの講演会の中で、北区の地域「赤羽台団地自治会」の取り組み例を伺いました。

内容概略は以下の通り。

1.ふれあいの会という団体名で活動

有志で活動していたが、町会・自治会地域見守りの行政助成金を受けることをきっかけに、みまもりの会を開始した。平成25年。

65歳以上の高齢者、障がい者を見守りのため名簿を作成。

活動としてふれあいの会「喫茶、映画上映会」を団地集会室で実行。平日の午後。自治会事務所が連絡先。

2.内容

月に3回火曜日 映画と喫茶を交代して実施。

会費100円 映画は無料

周知方法は、チラシを配って回る。団地の掲示板に貼る。立て看板で人集め。

3.様子

30から40人が参加。女性が多い。

映画の他、音楽会、落語会、演芸があり。

運営メンバー 14名。女性9、男性5名

4.困りごとお手伝い

見守りとして、集会室に来れない人の支援を始めた。電球交換、古新聞のゴミ捨て。粗大ごみの搬出。

有料。100から300円。

できる範囲での支援。無理なことは行政やシルバー人材に依頼(つなぐ)。

件数は年間に70件程度。

 

発表を伺い、こうした見守りが区内全域でできれば安心安全な区民生活が守られると感じます。

<課題点>

  1. 高齢者・障がい者見守りの課題点として、場所の確保が問題。赤羽台団地は、団地という集合建物の集まりがベースにあるため、訪問、隣同士の見守りができやすい。団地の集会室、自治会事務所も団地内にあるため集まりやすい。しかし、問題は平場の地域。アパート、マンション、新規戸建てが入交じり、交流と集まる場所の確保が困難。空き部屋を提供していただける可能性があるが、誰が普段に管理するかが問題に。
  2. 住民主体の見守りだと、専門的な課題に対処できない。電球交換、ゴミ出し、声掛け、買い物手伝い、安否確認などが主体に。それ以上は民生委員が地域包括支援センターや行政につなぐこととなるが、行政でも対応できない問題が増えている。ゴミ部屋、近隣トラブル、ひきこもり、虐待ケース、認知症など。
  3. 行政の助成金、委託金により見守り事業が開始されると、助成金受給を支点に活動が行われがちに。住民自主性が弱くなることも生じる。<解決私案>
  1. 場所とスタッフは確保すべき。役割のすみわけを。地域包括支援センターは高齢者問題、障がい者地区センターが障がい者見守りを。行政で解決できない課題解決は、NPO団体、民間見守り団体の育成を。
  2. 上記NPO、民間団体、社団法人で地域見守りを専門的にできる組織と行政、地域自治体の役割を明確にする。社会福祉士、行政書士、精神保健福祉士、遺品整理士など専門職の活用を。人材バンクを行政で作成し、こまりごとに個別対応を可能に。
  3. 助成金・委託金は見守り成果により出来高制に。そうしないとインセンティブが働きません。もちろん、専門職活用が中心となると、みまもり報酬はそれなりの単価になっています。あくまでも、電球交換や声掛けといった地域でできる見守り支援は自主性を重んじて行うべきことです。

    こうした見守りの情報共有の場として、「オレンジカフェ」が行われています。区内の地域包括支援センターが主体になり、区内の福祉施設や病院で毎月複数回。当方もたまに参加しますが、地域支え合いの貴重な意見交換、医療見解が得られる場です。

    解決策は一つではなく、関わる人、関心を持つ人が増える事が一番の解決策です。

    高齢者支援だけでなく、聴覚障がい者の方への理解と支援も深くなることを切望します。手話サークル、傾聴サークル、談話ができるお茶会が地域で広がることが本当のきずなづくり。

    駅頭でチラシ配布していますが、地域に出て、要望と意見を繋げていく活動にも取り組みします。


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