自主防災組織の防災訓練、6月開催は想定外??

北区議会議員の吉岡けいたです。

本日は自主防災組織についてお伝えします。

自主防災組織とは?地域の住民が主体的、自主的に組織する地域防災を行う団体のこと。

ほとんどの自治体にあるはずです。

町会自治会と同じ組織、役員が主体になる場合が多く、それは同時に町会自治会と同じ課題があることを意味します。

自主防災組織の抱える課題

  1. 会議などに使う活動拠点の不足
  2. 組織役員の高齢化と昼間に活動する役員不足
  3. 自主防災組織に対する会員の意識不足
  4. 防災リーダー不足
  5. 活動のマンネリ化

これを東京都北区を例に実情を考えてみます。

まず、上記課題について本日に調査しました

  1. 専門の活動拠点は町会事務所などと併用
  2. 役員高齢化、活動役員の不足は各地域で発生している問題。しかし、地域の自主的組織であることを理由に行政が問題解決に介入しない。
  3. 住民の意識不足は当方の改革集会で行ったアンケート調査で確認済み。意識不足以前に自主防災組織を知らない住民が多い。しかし、行政はそうした点についても、「自主防災組織は地域住民の問題。行政が意識を高める支援までしない」とのご説明を受けました。
  4. リーダー不足については、北区で地域防災リーダー育成をする事業がありません。中学生リーダー育成事業はありますが、さすがに中学生に地域防災の中核を担っていただくことを期待は厳しいです。
  5. 活動のマンネリ化は、年に1回行う防災訓練が自主防災組織が行う主要業務となっている点。これを開催すること自体が目的になってしまい、日常からの住民連携や実践的な地域防災訓訓練が足りない状況に。防災訓練はスタイル、プログラムが毎年同じような内容になりがち。

特に今年から自主防災組織で変更点があります。

今まで、9月に各地域で防災訓練が行われていました。しかし、「まだ9月は暑いです!」という意見があったこともあり、今年から9月開催でなくてもOKとなりました。

当方の住んでいる地区の防災訓練、実は6月に行われていた事が先月に判明しました!

 

さすがに防災訓練は9月1日と固定観念があり、確認が遅れました。せっかく防災服を用意し参加する気持ち満々でしたが、参加できずの結果です。

住民への周知は「町内会掲示板に貼って知らせたよ」と町会役員の説明。

うーん、まさか6月に防災訓練がされるとは想定外でした!

回覧板で確認してください!「行政からの説明」→うちのマンションには来ません「これは現実」

実際に住民への周知と地域連携について、日々の自主防災組織課題点を感じる実例でした!

当方の具体的解決策です!

  1. 自主組織だからといって、全てを住民主体に任せるのではなく、行政が今よりも自主防災組織について住民が主体的に活動を出来るように支援を行う。
  2. 地域の防災リーダーを育成する。防災訓練の研修だけでなく、情報発信、行政と地域組織の仲介役となれる人材を育てる
  3.  他地区の自主防災組織、消防団・消防署、地区内の各組織と連携できるネットワーク策定に行政も今以上関わり、北区が進める「地域のきずなづくり」事業に組み入れる。

今回、北区の自主防災組織について調べていますが、役所の考え方と当方が考える解決策には噛み合わない姿勢を感じました。

地域の防災リーダーを育成すべきでは?との質疑に、行政回答は「自主防災組織は地域が主体の活動。行政は補助金を支給し、防災訓練をしていただければそれで良い。地域リーダー研修は、年一回の防災訓練がその実践となる」との回答。

防災訓練を年一回やる事が目的では、実際に大震災が起こった時に連携、情報の面で地域に混乱は大きくなるはず。

9月13日の北区本会議個人質問において、上記解決策を示すとともに行政対応を伺います。

反響は町会問題より関心を持つ人が多いかもしれません。

今の課題を批判するだけの質問でなく、より地域の防災を改善できることを目的に質疑を進めます!

 

 

 

 

 


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