町内会改革ファーストペンギン~その⑥ 町内会と自主防災組織との関係は?

北区議会議員の吉岡けいたです。ブログカウントダウン100に挑戦中。本日で18回目、町内会改革テーマ6回目。

本日は町内会と自主防災組織の関係を。秋祭りの神輿は、直接神霊を移動させるもの。神輿を振り動かして、神様の霊威を高め、豊作を願うこととされます。しかし、町内会が関わるのは、こうした行事、儀礼だけではありません。


町には自主防災組織と呼ばれるものがあります。昭和34年に起きた伊勢湾台風による大きな被害を受けて、昭和34年に災害基本法が制定され、この法律によって生まれた地域互助の精神に基づく自主的住民の組織が防災組織です。

大災害が起きれば、行政機関、消防署や警察だけでは地域における初期消火、避難誘導が充分に担えない。

こうした緊急の時に、隣近所と一体となり防災、消火を行う組織が自主防です。

自主防災組織は町内会が中心となっている場合が多く、東京北区の場合もほとんどの町内会にあります。

本来、組織編成は、会長、副会長をリーダーとし、その他に情報担当、消火グループ、避難誘導担当などが役割があるはずです。

現状の課題点は、町内会と一緒です。

東京都北区についていえば、1世帯数十円の世帯割として、行政から活動費が町内会(自主防災組織)に支給され、防災道具なども配備されています。しかし、実際、自主防災組織について普段から意思疎通が充分とれていない町会も多く、誰が責任者なのかさえ地域で分からない事があります。

リーダー育成が組織として行われない、リーダー育成について行政が関わらない、そもそも訓練日がいつなのかさえ情報が周知されないといった課題点があります。

また、マンション・集合住宅における自主防災組織にも問題点があります。多くのマンション住民は自主防災組織以前に、町内会に加入してません。自主防災組織を知らない人が多い状況です。よって、町会主体の自主防が充分機能しないのであれば、小さな支え合い共同体をつくり、その中で防災対策を考えていくという実践型スタイルが生まれます。

「全員で助け合うことは理想。それを町内会が主体となり、リーダーがいて、役割と班が決まっていて、有事には組織的に普段の訓練成果を充分に発揮する!」→しかし、実際はそうは行かないのでは?

なぜなら、自主防災組織は普段から充分に訓練実施、役割の確認、連絡網がしっかり出来る地域が少ない状況です。少なくとも、緊急被災を前提に、「まず親しい人と被災した時に協力する事柄を決める。情報共有について普段から意思疎通し、助け合う関係性を作る」ことが重要です。

明日は、自主防災組織について、もう少し現状の説明と解決私案をお示しします。


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