町内会改革ファーストペンギン~その⑦ 絶対、得する自主防災組織の入会策とは?

北区議会議員の吉岡けいたです。ブログカウントダウン100に挑戦中。本日で19回目、町内会改革テーマ7回目。

昨日は、自主防災組織の説明と課題点をお伝えしました。

本日は、絶対に加入したくなる、あるいは関心を持つための自主防災組織となる改革案を考えます。

 

目だった争点が無い「無風」地域活動は、普段から地域の絆が薄れている多くの住民に参加意義を示せません。

しかし、地域活動への参加強要のため無理やり争点を作る、炎上するような騒ぎを起こすことは邪道です。よって、まず、地域活動、この場合は自主防災組織に加入したいと思われるような基盤づくりが必要です。

情報収集を行い、きちんとした政策をもって、主導するリーダーが丁寧に働きかける事で、結果として「参加すべき」「参加しなくても良い」という争点を地域住民の中に起こせることが可能となります。

当方が市民選挙研究会で学んだ「有権者のための有益な選挙」と同じ手順です。

「参加を考えるきっかけとなる争点づくり」

「各町内会による独自の防災システムを創る」

「口コミ、評判は地域から広げ、情報周知の促進」

吉岡けいた 自主防災組織に入りたくなる私案

  1. 災害を見える化します。震度7が東京に起きたらどうなるか?大震災が起きる確率は?何年以内に何%?大震災が起きた場合、想定できる問題は何かをすべて箇条書きで挙げます→「帰宅難民発生、水道が止まる、電気が止まる、スマホ・携帯が使えなくなる、エレベーターが停止する、コンビニでモノが買えない、物流が止まり商品不足が長期間発生など多数」「喉元過ぎれば熱さを忘れる」という諺通り、人は苦しい事も過ぎてしまえば、いとも簡単に恩も苦しさも危機感も忘れてしまいます。常に、災害が起きた時に生じ得る危険と現実を見える化し、向かい合える方法を提示することで、まず関心を得ることが可能となります。具体的な方法として、災害シュミレーションチラシを作成、その他資料を作成しチームで地域を回って協力者を確保地域災害セミナーの開催も良い方法です。
  2. 自主防災活動に独自性を持たせませす。古い政治も、古いしきたりも、古く紋切型の自主防災活動の形式も、断捨離が必要です。古くても良いものは良い、形式的となり意義が薄れているものは見直すことがどの世界でも必要。何が必要で何を見直すべきか?それを探す方法は簡単です。毎回行っている自主防災活動に新人(今まで参加してこなかった新転入者など)の参加を呼びかけ、アンケートを取り、ためになった訓練と疑問に感じた訓練内容について意見集約をしていけばよいことです。複数、何回も行って、その都度、やり方を更新していけばよい事。

    今までのやり方を毎年開催することが目的になる→実はこれこそが一番、自主防災組織の団体と活動価値を下げていく要因になります。防災を想定して考える事よりも、「毎年の防災行事をそつなくこなす」ことに頭が言ってしまうと、訓練というより儀式になります

    各町内会で独自性のある訓練や活動を考え、情報公開を進めていくことで、話題性を作ることができ、地域力を高めます。

  3. エッジの効いたPRをする。つまり、訓練開催についてだけでなく、訓練と活動結果についても周知を行います。町内会の自主防災組織が弱い理由は、訓練日程について掲示板と回覧板で周知するだけで終わることです。当日はそこそこ人が集まっても、参加するメンバーは偏り、訓練自体が目的となるため、無事訓練が終われば、今年もお疲れさまでしたで終わってしまいます。つまり発展性が無く、行政から助成金を受け続けるための仕事になりがち。これでは、開催する意義が高まりません。

    具体的解決策は簡単です。訓練の内容、数字、参加者の感想、課題点と改善すべき点をまとめて事後に情報開示すればよいのです。

    何人参加したか、時間はどれほどかかり、予算はいくらかかったか?具体的な訓練内容は何で、どんな道具を使用して、どのような効果があったか。参加者の感想、改善点、問題点などを箇条書きで具体的に。いわば報告文ですが、これが毎年同じで中身が無ければ、エッジが効かないという事になります。逆に、個性的で、楽しそうで、参加したいと思われるようなワクワク感がある報告書を作成できれば、PR効果が高まる。そのためには、書き方に工夫というよりは、訓練自体の質を高める事が必要となります。

    報告文作成だけでなく、口コミで地域内の住民団体、サークル、事業所、店、商店街、学校などに周知を進めることで関心を高める事は可能です。

    当方は今年度の本会議質問で行政担当者(課長)に、行政がもっと自主防災組織を活性化させる役割を果たすべきでは?という質問と要望を行いました。しかし、行政担当者の回答は、「主防災組織は地域住民が自主的に行う事。行政は基本、助成金と機材提供をするだけで、それ以上はしない。防災リーダー育成は積極的に行うことは考えていない」「情報周知もしません」といった残念かつ後ろ向きな回答でした。

     

    行政(東京都北区)は自主防災組織について「住民と行政の協働」「地域のきずなづくり」を高める前向きな行動はしません(2017年9月時点)。よって、逆に言えば、自主的に活動する地域組織があれば、独自性をすぐにアピールできます。

    また、自主防災組織は町内会が行わなくてはならないものではなく、行政からの補助金給付を受ける団体でなくても、数人のサークルでの活動を自由にやることは問題ありません。

いろいろ調べていくと、町内会と自主防災組織の問題と課題点は重なります。ここも政策テーマとして取り組みします。

前向きに、かつ意欲をもって地域活動に取り組む姿勢を持てばよいだけです。これほど、地域貢献できる活動はありません。それが地域防災であり、自主的な組織作りです。これが自身が取り組めて結果が出せれば、地域に必要な人と評価が得られます。これこそ、これ以上ない強度の選挙必勝システムを得られます。

何十回でも言いますが、選挙に勝つために仕事をすることが地方議員の業務ではありません。地域のため、住民のため、地域防災のために必要な仕事に取組み、結果を出し、汗をかいて働いた延長線上に、ご褒美として選んでいただけることにつながると考えています。

選挙必勝のマニュアルなどありません。地域に必要と評価される仕事ができるかどうかですべてが決まります。

<吉岡けいた プロフィール>

1967年東京都北区生まれ 北区育ち

北区立王子第三小学校→稲田小学校→神谷中学校を卒業

都立北野高校→私立帝京大学 →東京都北区役所入区(1990年)

2013年独立のため区役所退職 

2015年北区議会議員選挙初当選

2017年9月から念願?の消防団(赤羽消防団第二分断)に入団し、活動開始。

9月24日に消防団デビュー、訓練参加! 頑張ります(^^)/

 

 


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